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Bar美術の扉
ロココ美術の三大画家
①ロココ美術とは?では、ザ・ロココ絵画としてポンパドゥール夫人とマリー・アントワネットの肖像画を上げましたが、これを描いたのはそれぞれモーリス=カンタン・ド・ラ・トゥールとヴィジェ=ルブランというフランス人画家です。
ではロココの三大画家と言われる画家は誰なのか?
ヴァトー、ブーシェ、フラゴナールの3人です!
大事なのでぜひ三拍子で揃えて覚えてみて下さい。
ちなみに3人とも国はロココ美術の中心であるフランス人画家になります。
ヴァトー
ヴァトーの絵画の特徴は華やかさの中に漂う哀愁。
代表作は下図の「シテール島の巡礼」という作品です。
ヴァトーはフェート・ギャラント(雅宴画)という、風景画でも歴史画でもない高尚な風俗画という新しい絵画ジャンルを生み出した画家です。
美しい自然の中で、優雅な衣装をまとった男女が会話や音楽、愛の戯れを楽しむ様子を描いたもので、この様式は当時の貴族の優雅な生活を描写した風俗画で、自然と人間、そして恋愛が調和した幻想的な世界観を表現しています。

シテール島はヴィーナスが誕生後上陸した島で、恋人たちの巡礼の島です。
絵の中にヴィーナス像があるので探してみて下さい♪
ブーシェ
ブーシェは甘美で官能的な盛期ロココ絵画の代表です。
下図の「ディアナの水浴」はブーシェの代表作の一つで、後世の印象派の巨匠ルノワールを感動させた最初の絵としても有名です。

柔らかな女性像を得意としたブーシェの作品は、ルノワール好きに刺さるでしょうね!
(まさに私😍大のルノワール好きはもれなくブーシェも大好き!)
下図左「ヴィーナスの化粧」
下図右「ヘラクレスとオンファレ」


またブーシェは当時絶大な力を持っていたポンパドゥール夫人のお気に入りの画家でもあり、冒頭で挙げた画家モーリス=カンタン・ド・ラ・トゥールの他にブーシェもポンパドゥール夫人の肖像画を描いた画家として有名です。
ブーシェが描いたポンパドゥール夫人がこちら。(下図)
華やかで美しく、そして本を持つ姿は知性や教養を示し聡明な女性であったことが伝わってきます。

フラゴナール
ヴァトー→ブーシェ→フラゴナールと軽薄度はエスカレートし、フラゴナールはロココ美術の最後の輝きを飾る画家です。
今が楽しければそれでいいじゃない、享楽的で何がわるいのと、この時代の貴族達を反映させたような絵がこちら「ブランコ」です。
ポーンとブランコから靴を飛ばす女性とスカートの中を覗いている男性、ここまで軽くなれば言うことなし。
フランスのロココという時代を象徴する代表的な作品です。

他にもフラゴナールの有名な作品がこちら「The Bolt」です。(下図)
官能的で激情的な演劇を切り取ったような瞬間が描かれています。
この絵の特徴として光と影の使い方が非常に効果的で、感情の高まりや緊張感を高めています。

そしてもう一枚こちらの作品もご紹介、タイトルは「盗まれた接吻」です。(下図)
この絵には優雅な室内でこっそりとキスを交わす男女が描かれており、ふたりは親密でありながらも、周りに気づかれないようにしている様子が伺えます。
絵全体に漂う秘密めいた雰囲気や、遊び心が、見る人の想像力を刺激します。
ロココ時代の特徴的なテーマである恋愛と遊び心が描写された一枚です。

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