top of page

​バルビゾン派

フランスでは19世紀初めまで実際の風景を描く風景画は盛んではなく、アカデミーが認めるのは神話や物語の背景として人工的に組み立てられたものだけでした。

カミーユ・コローはそのような伝統的な技法を学びながら、何回もイタリアに旅行する中で新しい風景画を実現していきました。

彼は、霧がかかったような詩的な独特の絵を生み出し、次世代に大きな影響を与えました。

そして1830年頃から数人の画家が、パリの郊外にあるフォンテーヌブローの森のはずれの村、「バルビゾン」に住みつきます。

彼らは自然に基づく風景画をたくさん描き、「バルビゾン派」と呼ばれる新しい風景画派を作りました。

0bf7b29e-8505-4243-a92f-948ce7fac727.jpg

「オルフェウスがエウリュディケを冥界から連れ出す」

カミーユ・コローと言えば銀灰色の世界!!

こちらの作品はギリシャ神話の悲劇的な場面を、コロー特有の繊細な光と影、そして深い情感で表現した名画です。

335c7690-816e-40ca-92d1-5fbdcd2df28a.jpg

​「真珠の女」

こちらはコローの人物画の中で最も人気が高い作品です。

少女の額を飾る葉の冠が、真珠に見えたことからこのタイトルがつきました。

​コローは、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」を意識してこの絵を描き、レオナルドがそうしたように、生涯この絵を手放さなかったそうです。

​そしてもうひとり忘れてはいけないバルビゾン派の代表画家がテオドール・ルソーです。

画像 1.jpg

​「フォンテーヌブローの森のはずれ、日没」

bottom of page